東京国立博物館 「令和5年 新指定国宝・重要文化財」 2月19日まで開催中

茶道人.com編集部[著]

東京国立博物館(東京都台東区)では、「令和5年 新指定国宝・重要文化財」を2月19日まで開催中です。本展では、今年新たに国宝と重要文化財に指定される美術工芸品や資料46点が展示されています。

重要文化財とは、古文書や歴史資料などの有形文化財のうち、歴史上または芸術上に重要なものを国民の財産として後世に伝えるため、文部科学大臣が指定するものです。また、重要文化財の中でも世界の文化の見地から価値の高いものを国宝に指定します。

展示品の中には、千利休が博多の商人嶋井宗室へ宛てたとされる重要文化財「嶋井家文書」があります。書状には、徳川家康が豊臣秀吉へ唐物の茶道具を贈ったという貴重なやり取りが書かれています。

東京国立博物館平成館1階の企画展示室でも開催なので総合文化展(常設)の観覧料のみで見ることができます。ぜひ、足を運んでみてはいかがでしょうか。

2023年2月19日まで。

東京国立博物館

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