『命にも関わる重要な道路』 国道34号 大村-諫早 早期4車線化を国交省などに要望

要望書を丹羽局長に手渡す園田会長(左)ら=国交省

 国道34号等大村市内幹線道路整備促進期成会(会長・園田裕史大村市長)は8日、大村、諫早両市を結ぶ国道34号の4車線化促進などを国土交通省や財務省に要望した。
 国交省では、園田会長と副会長の村崎浩史市議会議長、中村人久大村商工会議所会頭が、丹羽克彦道路局長に要望書を手渡した。
 要望書では、国道34号の与崎交差点(大村)-花高入口交差点(諫早)間4.4キロが2車線のままで、通勤時間帯を中心に混雑が恒常化し社会・経済活動の支障になっているとして早期の4車線化を求めた。
 園田会長は、1月24日から県内を見舞った大寒波に伴い、国道34号の当該区間などで深刻な交通渋滞が発生したことを説明。「救急搬送などで命にも関わる重要な道路。一日も早く4車線化をお願いしたい」と強調した。丹羽局長は「しっかり財源確保していきたい」などと答えたという。
 ほかに県新広域道路交通計画の中で構想路線として示されている「長崎空港連絡道路」の調査・研究などを要望した。


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