台風15号が大きく影響か 2022年の静岡県内の土砂災害は211件 例年の4倍以上

台風15号に見舞われた2022年、静岡県内の土砂災害の発生件数は211件で、例年の4倍以上に上ったことが静岡県のまとめで分かりました。

静岡県によりますと、2022年1年間に全国で発生した土砂災害788件のうち、211件を静岡県が占めました。211件のうち、8割にあたる167件が2022年9月に発生した台風15号によるものです。

2021年までの10年間の平均は48件、最も多かったのは2019年の87件で、過去の台風被害と比較しても、2022年の台風15号は、土砂災害の発生が突出していたことが明らかになりました。

台風15号では、静岡県内で土石流が54件、地すべりが2件、がけ崩れが111件発生し、掛川市で1人が亡くなっています。

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