中野信子の最新刊『脳の闇』が、発売1週間で異例の大増刷!

脳科学者・中野信子が、自身の半生と脳科学を通して現代社会を考察した衝撃作『脳の闇』が2月1日に新潮社より発売。発売1週間でたちまち大重版となった。

発売直後から売れ行き好調で、新書部門上位にランクイン、書店員の方々からもたくさんの反響があるという。以下、その一部を紹介。

「最近の心理学や脳科学の本とは一線を画す、本年最初の読んでほしい本」

「自分のことに絡めて、正直すぎるほど正直に言いたいことが述べられている」

「私たち素人にとてもわかりやすく説明してくれる脳と体の入門書」

「思わず、その通り! と自分の心の声が聞こえました」

迷わない人は、信用できない──そう著者は言う。ブレない人、他人の意見に左右されない人というのは得てして称賛されがちだが、社会的存在である人間は、他者の言葉を聞きながら何かを選択せざるを得ない生きものであり、迷うことこそが、ヒト脳が本来もつ高度で美しい機能だからだ。 本書では、脳科学にもとづいてヒト脳の仕組みとはたらきをひもときながら、承認欲求と不安、行き過ぎた正義と他者へのバッシング、ポジティブ思考の落とし穴など、私たちが無意識のうちに抱えこんでしまう深い闇と、それがもたらす現代社会の病理について鮮やかに解き明かす。

脳科学の知見と自身の体験からくる説得力、シャープで論理的な文章構成──本書を読んで、見たくない真実を突きつけられたような気持ちになるか、心が軽くなるか。版元によると、「常に迷ったり戸惑ったり、怒ったり落ち込んだりを繰り返しながら生きている私たちですが、そのさまを冷静に、そしてどこか面白がるような気持ちで読んでいただけたらと願っています」とのこと。

【著者紹介:中野信子(なかの・のぶこ)】

1975(昭和50)年東京都生まれ。脳科学者、医学博士。東京大学工学部応用化学科卒。同大学院医学系研究科脳神経医学専攻博士課程修了。現在、東日本国際大学特任教授、京都芸術大学客員教授。『不倫』『毒親』など著書多数。

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