連対馬の70%が持っていたGⅠ実績&65%が持っていた距離実績とは!?【京都記念】競馬初心者講座講師:長谷川雄啓の過去10年データ分析!

京都記念(日曜・阪神)

芝2200m戦、GⅡ。

例年、京都で行われているレースですが、21、22年に引き続き、今年も阪神での施行となります。

データは過去10年です。

1番人気は〔212〕、2番人気は〔023〕、3番人気は〔241〕。

6番人気以下〔512〕、2ケタ人気馬〔100〕。

馬連3ケタ2回に、万馬券1本。

勝ち馬の半数である5頭が、6番人気以下の伏兵。波乱含みの重賞です。

ステップレースは実に様々。まずは複数頭を馬券圏内に送り込んでいる重賞から。

有馬記念から〔202〕。

エリザベス女王杯から〔110〕。

菊花賞から〔110〕。

海外GⅠの香港ヴァーズから〔110〕。

ジャパンCから〔013〕。

AJCCから〔111〕。

中山金杯から〔120〕。

その他、天皇賞・秋、日経新春杯、新潟記念から勝ち馬が。

マイルCS、ステイヤーズSから2着馬が。

宝塚記念、天皇賞・春、海外GⅠの凱旋門賞、京都大賞典から3着馬が出ています。

OPのディセンバーSからの〔010〕というのもあります。

馬券圏内30頭中、前走重賞出走馬が29頭。OPからが1頭。

そのうち前走GⅠ出走馬が19頭。こちらは人気、着順は不問です。

GⅡ以下は11頭。掲示板確保が8頭に、1番人気7着、3番人気6着、5番人気7着の馬でした。

連対20頭すべてにGⅠ出走歴があり、そのうち14頭にGⅠ3着以内がありました。

また、連対20頭中19頭に重賞連対歴があり、そのうち14頭は重賞勝ち馬。重賞勝ちのない6頭中5頭にはOP勝ちがあり、残る1頭にも重賞2着がありました。

距離で見ると、連対20頭中13頭に芝2200m以上での勝ちがあり、残る7頭にも芝2200m以上のGⅠ、GⅡでの掲示板がありました。

とにかく、高いレベルが求められるGⅡとの認識でよさそうです。

牝馬は〔230〕。当日5番人気までに推された馬たちです。

最後に、年齢別で見ておくと、4歳〔362〕、5歳〔505〕、6歳〔131〕、7歳〔112〕。

4、5歳馬がいいようです。

※〔 〕の中は、1着、2着、3着の回数です。

【初出】
長谷川雄啓ブログ『馬とおしゃべりと音楽と映画』

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