「瀬戸内国際芸術祭2022」経済波及効果は推計103億円 2022年8月の客室稼働率は香川県が全国5位に

2022年に開かれた「瀬戸内国際芸術祭2022」の香川県への経済波及効果は103億円だったという推計がまとまりました。

5回目となった2022年の瀬戸芸は、12の島と2つの港を舞台に春・夏・秋の3会期、105日間に渡って開かれました。

来場者は新型コロナの影響などで前回の61%にあたる、のべ72万人ほどでした。そのうち海外からの来場者は1%ほどでした。

日本銀行高松支店と実行委員会では、今回の瀬戸芸による香川県への経済波及効果は103億円と推計しています。

実行委員会のアンケートによると、来場者の96%が「非常によかった」「よかった」と答え、舞台となった地域の住民の73%が地域の活性化に「大いに役立った」「少しは役立った」と評価しました。

また、観光庁によりますと、2022年8月の客室稼働率は香川県が全国で5番目に高かったということです

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