海上保安庁の大型巡視船「はてるま」進水/岡山・玉野市の造船所【岡山・玉野市】

玉野市内の造船所で建造されていた海上保安庁の新たな大型巡視船の命名・進水式が2月9日、行われました。中国船による領海侵入が相次ぐ尖閣諸島周辺海域の警備に当たります。
大型巡視船は、三菱重工マリタイムシステムズの玉野本社工場で進水した「はてるま」。全長はおよそ96メートル、幅およそ11.5メートル、総排水量はおよそ1500トンです。
海上保安庁など関係者およそ20人が出席した式典では、白石昌己海上保安監が「はてるま」と命名。船をつないでいた綱が切断されると、船は水しぶきをあげてゆっくりと海へ滑り込んでいきました。
今後、内装などを施し、2023年度中に海上保安庁に引き渡されます。

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