埼玉「大雪警報」で交通障害、倒壊など注意 降雪は秩父地方12センチ、南部8センチ、北部7センチ予想

秩父地方で降雪12センチ予想 大雪警報の可能性も

 熊谷地方気象台は、10日から11日にかけて発達する低気圧や上空の寒気の影響で、埼玉県内で積雪が見込まれるとの予想を9日発表した。降雪が長引いたりした場合は大雪警報を発表する可能性があるという。交通障害、電線や樹木への着雪、農業施設の倒壊などに注意を呼びかけている。

 同気象台によると、発達しながら本州の南岸を東北東に進む低気圧の影響で、10日昼前から11日未明にかけて県内の広い範囲で雪または雨が降る見込みという。10日午後6時までの24時間に降る雪の量は、いずれも多い所で秩父地方で12センチ、南部8センチ、北部7センチの予想。予想より気温が低く降雪が長引く場合は、大雪警報を発表する可能性があるとしている。

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