絶景を前に愛を誓う?バスタブ型オブジェお目見え 横須賀美術館に期間限定フォトスポット

絶景を前に愛を誓うフォトスポットとして設置されたバスタブ型オブジェ=横須賀美術館

 14日のバレンタインデーを控え、横須賀美術館(横須賀市鴨居)に、バスタブ型のオブジェがお目見えした。船が往来する浦賀水道を望む“絶景バスタブ”で、「大切な人と心温まる写真撮影を」と来館を呼びかけている。

 同館は2007年に「プロポーズにふさわしいロマンチックなスポット」として「恋人の聖地」に選ばれているが、認知度はいまひとつ。改めてPRしようと、市内に本社がある自動車部品メーカー「ニフコ」などが協力してオブジェを設置した。

 ドイツ製のバスタブを元に、東京都内在住のイタリア人デザイナーのエリサ・チャナ・チェケッティさんが周囲に絵を描くなどして完成させた。湯は張っておらず、カップルが一緒に入って記念写真を撮影できる。カップル以外の利用も可能。

 オブジェと一緒に撮影した写真を提示すると、観覧料が2割引きになるキャンペーンも行っている。

 設置は19日まで。同館は「撮影した写真をSNSで発信してもらい、美術館をPRしてほしい」と話している。問い合わせは同館電話046(845)1211。

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