男性死亡…クレーンで運ぶソーラーパネル、崩れて下敷きに 男性はクレーンのフック脱着確認をしていた

男性が資材の下敷きになり死亡

 8日午前9時55分ごろ、埼玉県鳩山町小用の資材置き場で、群馬県高崎市の会社員男性(58)が作業中、資材の下敷きになり、搬送先の病院で死亡が確認された。

 西入間署によると、現場は太陽光パネルの資材置き場。50代の男性が運転するクレーンがトラックの荷台から資材置き場に材料を移動中、何らかの原因により、運んでいた材料が崩れて男性が下敷きになった。男性は現場で、クレーンのフックと材料の脱着確認などを担当していた。クレーンでは、31枚1束(約850キロ)の材料を2束ずつ運んでいたという。現場にいた他の作業員が「ソーラーパネル搬送作業中に、50歳ぐらいの男性が下敷きになっている」と119番した。同署は業務上過失致死の疑いも視野に入れ、捜査を進めている。

© 株式会社埼玉新聞社