【動画あり】マラソン日本学生記録をマークした青山学院大学の横田俊吾選手、故郷の新潟県五泉市へ凱旋

別府大分毎日マラソンにおいて2時間7分47秒をマークし、マラソン日本学生記録を20年ぶりに更新した青山学院大学の横田俊吾選手は10日、新潟県五泉市の田邊正幸市長を表敬訪問した。横田選手は五泉市の山王中学校出身。今回の表敬訪問では、故郷へ功績を報告する凱旋となった。また、五泉市側からは横田選手に市の名産品や市職員が書いた横田選手の似顔絵色紙などが贈られた。

田邊市長は横田選手へ「我々、五泉市民として横田さんを心より応援していた。この間の新記録という快挙に喜んでいる」と笑顔で出迎えた。

横田選手は「4年間、培ってきたものが今回のマラソンですべて発揮できたんじゃないかと思う。本来なら、箱根でもっといい順位を取って、ここに帰ってきたかった。その悔しさもあって今回はいい走りができたのではないか」と話した。

続けて、「中学校まで五泉市で本当に大きく育ててもらった。高みを目指し県外に行ったが、やっぱり新潟県が好きというのは心の底にあって、感謝を表したい。10月にはMGC(マラソングランドチャンピオンシップ)への出場する予定。今後、五泉を代表できるような人間になりたいと思うので、今後ともよろしくお願いします」と故郷への想いと意気込みを語った。

田邊市長と五泉でのエピソードを語りあう中で、田邊市長が青山学院大学の原晋(すすむ)監督について問うと横田選手は、「オンオフの切り替えがしっかりしている人で、厳しいところは厳しい人。先のことを考えている人だと思う」と話した。

自身の今後については「まずは練習を再開して、自分とどう向き合うのかで今後の結果が変わってくると思う。故障なくスタートラインに立って、自信を持った状態で走れるように取り組んでいきたい」と語った。

左から 新潟県五泉市の田邊正幸市長 青山学院大学の横田俊吾選手

田邊市長との対談では五泉での思い出などを語った

横田選手の似顔絵が描かれた色紙が贈られた

【関連記事】
「何よりも宿の献身なるサポートが大きい」青山学院大学の原晋監督が新潟県妙高市でトークセッション (2022年9月13日)

東京箱根駅伝を制した青山学院大学の岸本大紀選手(新潟県燕市出身)が同市の鈴木力市長を表敬訪問 (2022年2月24日)

© にいがた経済新聞