交差点での事故を減らそうと、静岡県藤枝市でAIを活用したカーブミラーの運用が始まりました。
静岡県藤枝市内の信号機のない交差点に設置されたのは「多機能カーブミラー」です。交差点での出合い頭の事故を減らそうと、藤枝市が民間企業と実証実験を行い、2月9日から本格的な運用が始まりました。AIと連動したカメラで、交差点に進入する車やバイクなどを識別しLEDライトが点灯します。
<篠原大和記者>
「ミラーに映る赤い矢印は車などが進入してくる方向を周囲に知らせています」
ドライバーに交差点の存在を知らせるのとともに、別の車や歩行者などにも注意を促します。
<藤枝市 北村正平市長>
「特に薄暮から夜にかけて光り方が激しい。ドライバーの目にはしっかり映ると思います」
多機能カーブミラーは、藤枝市内の4か所の交差点に設置されます。