参院懲罰委員長の鈴木宗男氏、ガーシー議員のSNSに「何とかの遠吠えみたいな話は受け付けません」

参院懲罰委員会が10日、開かれ、国会欠席を続けるNHK党のガーシー参院議員(51)に対する処分の是非や内容の審査が始まった。その後の懲罰委理事会で、次回は21日に行われることが決まった。

懲罰委員長で日本維新の会の鈴木宗男参院議員(75)は、理事会の決定事項として、ドバイに滞在するガーシー氏のオンラインでの弁明は認めないとした。21日の懲罰委で、ガーシー氏本人または同党の浜田聡参院議員(45)による弁明をするかどうか回答を求める書面を浜田氏とガーシー氏の公設秘書に手渡した。

鈴木氏は、記者団からガーシー氏が自身のSNSで「ほんまにどの口が」「ムネオハウスはどうした?みんな覚えてるからな」などと批判する投稿したことについて聞かれ「意見があるのならば、出てきて言っていただきたい。何とかの遠吠えみたいな話は、私は受け付けません。国民から選ばれた国会議員の立場なんですから、堂々と自分の考えなり意見があるのならば、出てきて言うのが当然の約束事であるし、義務である」と述べた。

続けて「その基本を知らないで、ものを言うことにいちいちこちらは反応することはないし、あんまりそういったものに対して関心がない。意思表示したら同じ土俵に上がることになる」とスルーした。

鈴木氏は、ガーシー氏のインスタのストーリーやネットニュースの記事を記者団を通じて見た。「ガーシーに批判されることはないんだけどな…。言いたいことはいろいろあるけど。ブログでも触れていない」と苦笑。「ムネオハウスやウクライナ紛争でいろいろ言われた。何も気にしない。秘書は見ている」とし、ネットやSNSはあまり見ないとした。

(よろず~ニュース・杉田 康人)

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