小瀬村晶、「World Sleep Day」と連携した最新EPリリース決定

photo by Yusuke Abe

作曲家/ピアニスト、小瀬村晶が最新EP『Dreamland EP』を3月17日にリリースすることが決定。あわせて、先行シングル第1弾「Shroud of Night」の配信がスタートしている。

<YouTube:Shroud of Night

2022年はデッカ・レコードからのEPリリースや、ジョン・レジェンドの新作『レジェンド アクトⅠ&Ⅱ』収録の「ジ・アザー・ワンズ feat. ラプソディ」でのサンプリング、さらに映画『ラーゲリより愛をこめて』、『桜色の風が咲く』の音楽などでも話題を呼んだ小瀬村晶。

本作は、3月のワールド・スリープ・デーと連携した最新EPで、眠りをコンセプトとして新たに書きおろされた3曲が収録されている。ソロ・ピアノ編成を中心として、小瀬村ならではの美しく印象的なメロディが静かに響く、注目の作品だ。

本作について、小瀬村は以下のコメントを寄せている。
____
これまで、眠りの為の音楽を書いたことは一度もありません。ですが、日頃から入眠の際には必ず音楽を流しているので、ワールド・スリープ・デーへの参加という形で "意識的" に眠りの為の音楽を書くことが出来たのは興味深い体験でした。眠りというキーワードの受け取り方は様々で、まず最初に思い浮かぶのは、メディテーションやヒーリングといった心地良さ/入眠へのリラックス作用についてですが、それは以前より、キャリアの当初からアンビエント・ミュージックに傾倒していた手前、僕の多くの楽曲において、常にその片鱗は示されていたものと思います。

また、次に思い浮かぶのが、眠りというのは、必ず独りきりであるということです。例え同じベッドで眠ったとしても、意識は別々のところにあり、それぞれがそれぞれの世界へと旅行している、そんな感覚があります。そんな発想から、今回は "眠りの先にある夢" についての音楽をいくつか表現できればと思いました。EP のタイトル曲である「Dreamland」では、白昼夢のような、現実と夢の狭間のような場所で、現実の自分と、子供の頃の自分が再会する、そんなイメージをピアノと幾つかのテクスチャー的なサウンドを生成して組み合わせることで表現しています。

続く「Anywhere Else」では、ここではない何処か、夢のなかのイメージとしてのみ存在する場所への旅を想像して、最後の曲「Shroud of Night」では、夜の帳が下りる頃、ある晩に独りでピアノを何気なく弾いた時の思い出から音楽を掬い上げました。」

■リリース情報

SG「Shroud of Night」

小瀬村晶 SG「Shroud of Night」
2023年2月10日配信リリース

stream & download→https://akirakosemura.lnk.to/ShroudofNight

© ユニバーサル ミュージック合同会社