きょう10日（金）は関東甲信から東北にかけて雪となったが、あす11日（土）の朝は路面の凍結に注意が必要となる。
日中は広く晴れて気温が上がり、春の暖かさとなりそうだ。
あさって12日（日）も全国的に気温が高く、広く3月中旬から下旬並みとなる見込み。
雪が止んでも注意 土曜日の朝は路面凍結のおそれ
きょうは南岸低気圧や湿った空気などの影響で広い範囲で雨や雪となり、関東でも積雪した所がある。
午後4時現在の積雪の深さは、秩父（埼玉県）で14センチ、熊谷（埼玉県）で8センチ、宇都宮で1センチ。
あす11日(土)の朝は路面が凍結している所があるため、十分な注意が必要となる。
土日は春の暖かさ
雨や雪はあす11日（土）の朝までには止む所がほとんどで、日中は天気が回復する見通し。
大陸から高気圧に覆われてくるため、全国的に晴れる所が多くなりそうだ。風も穏やかで、日差しとともに気温が上がる見込み。
最高気温は関東から西では13℃前後まで上がって、平年を上回る陽気となりそうだ。
あさって12日（日）も午前中は東日本や西日本を中心に晴れる所が多く、気温が高くなる見込み。
最高気温は全国的に3月中旬から下旬並みで、鹿児島では18℃、福岡や高知でも17℃まで上がる予想となっている。
東京や大阪でも15℃から16℃くらいまで上がって、日差しが暖かく感じられそうだ。
ただ、西からは前線が近づいてくるため、早くも天気は下り坂に向かう。 午後は次第に雲が増えて、九州では夜から雨が降りやすくなりそうだ。
一方、北海道や東北北部は雲が多く、日本海側ほど雪や雨が降りやすい見込み。
（気象予報士・多胡安那）
