【新型コロナ】静岡県内1,117人感染 前週同曜日比642人減 “マスク緩和”の動き加速にも「慎重になるべき時は必要」(2月10日)

2月10日、静岡県内で新たに1,117人が新型コロナウイルスに感染したことが分かりました。感染者が減少傾向にある中、政府はノーマスクに向けた動きを加速させています。

10日の新たな感染者は、静岡市で238人、浜松市で255人、そのほかの市や町の合計が624人となっています。

県内全体で2人の死亡が確認されています。

曜日別に見ますと、先週の金曜日(2月3日:1,759人)に比べて642人の減少で、前の週の同じ曜日との比較では23日連続でマイナスとなりました。

<岸田文雄総理>

「卒業式においては、換気など感染に対策を講じた上で、国歌等の斉唱や合唱のときを除き、児童生徒と教職員はマスクを着用しないことを基本としたい」

岸田文雄総理は10日午前、学校の卒業式におけるマスクの扱いについてこのように述べた上で、「マスクの着脱については無理強いはしない」とも語りました。また、政府は3月13日から「原則、屋内・屋外を問わず個人の判断にゆだねる」とマスクの着用ルールを緩和する方針を発表しました。

<静岡県健康福祉部 後藤幹生参事>

「50代以下の人が集まっている場合は、マスクなしでもいいが、コロナに慎重になるべき方、弱い方がいる時は周りが思いやってマスクをする」

一方、静岡県健康福祉部の後藤幹生参事は、着用ルールの緩和に理解を示していますが、周囲に重症化リスクの高い人がいる場合や自らの体調がよくない際は、感染対策としてマスクはする必要があると指摘しました。

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