円山動物園のサル山で大きな動きが…。2月2日、長らくボスとして君臨していた「中松(ちゅうまつ)」が死にました。
中松は園で最高齢のサルだったこともあり、サル山の力関係に変化がありそうな模様です。
ナンバー2に異変や、ダークホースの浮上など…。今後のボスの座争いに注目が集まります。
円山動物園「サル山のボス・中松」が死去
2月2日、35歳で死んだ雄のニホンザル・中松。
ニホンザルの平均寿命は25～30年ほどで、35歳の中松は人間で言えば100歳を超える大往生です。
献花台も設けられ、中松がボスとして愛されていたことが伝わってきます。
中松は1987年生まれで、2008年から15年間にわたって群れの秩序を守ってきました。
ニホンザル飼育担当の石井 遼太朗さんは「温厚でやさしいサルだった」と話します。
ここ数年は、冬の寒さが厳しくなると動きが鈍くなり、体に脂肪をつけられず寝室でじっと過ごしていたそう…。
トップ争いに陰り…No2の異変にダークホース浮上
現在サル山には42匹がいますが、後任を巡って早くも動きがみられているんだとか。
石井さんによると「今のところ『みさ次』というサルが第1位の雄の候補」とのこと。みさ次はオラオラしていて気が強く、体も大きいサルです。
そんな後釜に最も近いナンバー2のみさ次ですが、中松が死んでから元気がないというのです。
中松の死で精神的なダメージを負っている可能性もあり、サル山に順位の変動があるかもしれません。
みさ次に異変が見られるなか、そこで注目集まるのが中松の子である『ゆ絵次』です。
今は下から2～3番目と順位が低いですが、もしかしたらダークホースとなるかも？
中松の死により悲しむ来園者も多いなか、早速ボスの後継争いから目が離せません。
＊みんテレ2月3日OAのものです
