2月9日、スーパーバイク世界選手権（SBK）に参戦しているKawasaki Racing Team WorldSBKは、2023年シーズンにジョナサン・レイとアレックス・ロウズが駆るカワサキZX-10RRのカラーリングを公開した。
ライダーのレイは、2015年からKawasaki Racing Team WorldSBKに加入し、初年度の2015年から2020年まで6連続チャンピオンに輝いた。SBK最多優勝記録も保持しているレイは、2021年にタイトルを逃し、2022年シーズンはランキング3位で締めくくった。今シーズンは3年ぶりに王座奪還を目指して戦っていく。
そして、レイのチームメイトを務めるのはチーム4年目を迎えるロウズだ。2014年からSBKに参戦しており、2023年シーズンは4度の表彰台を獲得してランキング6位で終えている。
ふたりは2022年の鈴鹿8耐に、Kawasaki Racing Team Suzuka 8Hとして、レオン・ハスラムを加えた3人で出場し、総合2位を獲得している。そんなベテランふたりが2023年シーズンもKawasaki Racing Team WorldSBKからSBKに参戦し、カワサキZX-10RRを駆る。
また、今回の発表では、モトクロス世界選手権に参戦しているKawasaki Racing Team MXGPの2023年シーズンに使用するカワサキKX450-SRのカラーリングも同時に公開された。
さらに、2月6日には20周年を迎えるKawasaki Puccetti Racingも体制発表を行っており、SBKに参戦するトム・サイクス、スーパースポーツ世界選手権（WSS）に参戦するジャン・オンジュもマシンを発表した。
