都城・小松原中で1200万円不明 通帳7冊紛失、警察に相談

 都城市教委(児玉晴男教育長)は10日、小松原中で学校分収林基金やPTA会計などの通帳7冊がなくなり、1200万円超(同日時点)の使途不明金が判明したと発表した。都城署にも相談している。紛失した通帳は学校分収林基金運営委員会会計とPTA会計、学年会計の3種類。主な不明金は、同運営委が約630万円、PTA会計約320万円、副教材購入などに充てる学年会計約250万円など。
 先月27日、校長と教頭が同運営委名義の通帳がないことに気付き、30日に金融機関に問い合わせ、複数回にわたり現金計630万円が引き出されていることが発覚。校長は同日、通帳の取扱担当者である事務職員3人に聞いたが分からず、市教委へ報告。都城署にも相談し資料を提出した。

© 株式会社宮崎日日新聞社