ミカンとハーブの二層構造 横浜の小学生がオリジナルゼリーを開発、数量限定

家庭科室でゼリーを試作する児童ら=横浜市立東市ケ尾小学校(鈴木教諭の提供)

 横浜市立東市ケ尾小学校(同市青葉区)の児童がレストラン「Mom’sダイニング」を運営する株式会社さくら工房(同区市ケ尾町)と協力し、オリジナルゼリーを開発した。「おいしく食べてもらおうと、卒業前にみんなで力を合わせて頑張った」。今月16日、努力の結晶がお目見えとなる。

 6年1組の児童が、総合学習の時間に社会課題やビジネスを学んだ。昨年11月に模擬紙幣を使って販売体験を行うと、児童から「実際に商品開発をして販売したい」との声が上がった。

 同校で商品開発をテーマに講演した経験がある同社代表の櫻井友子さんに相談したところ快諾があった。

 児童たちは六つのグループに分かれて、パフェやケーキなど商品案をプレゼン。「ゼリーは常温でも安全に提供できる」と助言を受け、開発が始まった。

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