特殊詐欺 仙台市の70代男性 キャッシュカードをだまし取られ1100万円被害

1月、仙台市青葉区の70代の男性がキャッシュカード3枚をだまし取られおよそ1100万円を引き出される事件がありました。

警察によりますと1月31日青葉区の70代の男性の自宅に警察官を名乗る女から「あなたの口座から現金がおろされているので警察官を向かわせる」と電話がありました。

その後警察官を名乗る男が訪れ、玄関先で男性から預かったキャッシュカード3枚と暗証番号が書かれたメモを封筒に入れ、割り印をさせました。

この時男性は、印鑑を取りに一度玄関を離れたということです。

その後男は「2月10日に銀行に行き暗証番号を変える必要がある。それまで封筒を開けないように」といった内容を伝え、封筒を残して立ち去りました。

男性が指示された通り2月10日に銀行に行き、封筒を開けたところ、トランプのカードが入っていてすり替えられたことに気づき、口座からはおよそ1100万円が引き出されていました。

警察が、特殊詐欺事件として捜査しています。

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