OVER DRIVEが2023年スーパー耐久参戦体制を発表。ST-4にロードスターRFを投入へ

 2月11日、ENEOSスーパー耐久シリーズ Powered by Hankookに参戦するOVER DRIVEが2023年の参戦体制を発表した。今季もST-5クラスへ引き続き参戦するほか、新たにMAZDA SPIRIT RACINGのチーム運営と車両メンテナンスも実施。さらにST-4クラスにマツダ・ロードスターRFを投入する。

 マツダ・ロードスターを使用してスーパー耐久シリーズに参戦するOVER DRIVE。2022年は惜しくもチャンピオンに届かなかったものの、66号車odula TONE MOTULロードスターが激戦のST-5でランキング3位という結果を残した。

 チームは2023年も引き続きST-5に65号車odula TONE 制動屋 ROADSTERでエントリーを行い、外園秋一郎/伊藤裕仁/太田達也/丹羽英司の4名がドライバーを務める。また、今季は同じくST-5に参戦するMAZDA SPIRIT RACINGの120号車俱楽部MAZDA SPIRIT RACING ROADSTERのチーム運営および車両メンテナンスを実施する。

 さらに、“新たな挑戦”として、ロードスターのリトラクタブルハードトップモデルとなる『RF』を使用してST-4クラスに66号車odula TONE MOTUL ROADSTER RFとしてエントリーすることも決定した。ドライバーは貫戸幸星/猪股京介/TBNとなっている。昨年のST-4はトヨタGR86が主戦場としていたが、ロードスターRFの軽さと燃費の良さを活かしてレースを戦うとのことだ。

 OVER DRIVEは「マツダファン、ロードスターファンの希望になれるように頑張ります。みなさまのご支援、ご声援よろしくお願い致します」としている。チーム体制は下記のとおりだ。

OVER DRIVE 2023年スーパー耐久参戦体制

チーム:OVER DRIVE
代表:武地 孝幸

参戦車両
・ST-4クラス:マツダ・ロードスターRF 2.0L
66号車:odula TONE MOTUL ROADSTER RF
ドライバー:貫戸幸星/猪股京介/TBN

・ST-5クラス:マツダ・ロードスター 1.5L
65号車:odula TONE 制動屋 ROADSTER
ドライバー:外園秋一郎/伊藤裕仁/太田達也/丹羽英司

120号車:俱楽部MAZDA SPIRIT RACING ROADSTER
ドライバー:TBN
車両メンテナンス:OVER DRIVE

東京オートサロン2023のマツダブースに展示された俱楽部MAZDA SPIRIT RACING ROADSTER

© 株式会社三栄