【12日(日)の天気】西・東日本は昼間晴れて4月並み気温予想も 夕方以降は西から天気下り坂 13日(月)にかけて雨の範囲広がる

 12日(日)は北海道や東北北部で雪が降り、西日本、東日本や東北南部では昼間は穏やかに晴れて日ざしが暖かい見込み。ただ、夕方以降は西から天気が下り坂となり、夜は雷を伴って激しく降る所がありそうだ。
 13日(月)にかけて雨の範囲が広がり、雨のあとは寒気が流れ込んで来週半ばは全国的に厳しい寒さが戻る見通し。

西・東日本や東北南部 昼間は穏やかな晴天

 12日(日)は低気圧が近づくため、北海道は日本海側を中心に朝から夜にかけて雪が降りそう。また、東北北部でも雪や雨が降り、風はやや強く吹く見通し。
 西日本、東日本や東北南部では朝から日中は穏やかに晴れる見込み。ただ、夕方ごろになると西から前線や低気圧が近づくため、西から天気は下り坂となりそうだ。夜は九州南部で雷を伴って激しい雨が降るおそれがある。

最高気温は関東から西で16℃前後予想

 朝の最低気温は、北日本では氷点下の冷え込みが続く予想。雪が多くなっている所では、引き続き路面の凍結に注意が必要だ。東日本や西日本ではだいたい前日と同じくらいで、平野部では極端な冷え込みにはならない見込み。
 昼間の最高気温は前日と同じか高く、関東から西では16℃前後の所が多い予想。大阪は17℃と4月上旬並みで、桜が咲き進むころの気温が見込まれて日ざしが暖かく感じられそうだ。

バレンタイン寒波 全国的に真冬の寒さ戻る

 13日(月)にかけて前線や低気圧が日本の南岸を東に進むため、雨の範囲が広がる見通し。通勤・通学の時間帯は東日本で本降りの雨が降り、山沿いや内陸、東北南部では雪が降りそう。

 13日(月)は日ざしが少なくても気温は高めの予想だが、前線や低気圧が通過したあとは西高東低・冬型の気圧配置が強まる見通し。寒気が流れ込み、14日(火)から15日(水)ごろにかけて北陸や北日本を中心に雪が降り、降雪量が多くなるおそれがある。
 また、全国的に厳しい寒さが戻る予想だ。この先、気温の変化が大きい見通しのため、体調を崩さないよう気をつけたい。

(気象予報士・鈴木悠)

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