3年ぶり「いなりっこ」 三浦で子どもたち奉納 愛らしい仮面黙劇

海南神社の神楽殿で演じられた「いなりっこ」=三浦市三崎

 子どもたちが面を付けて踊る神奈川県三浦市の郷土芸能「いなりっこ」が11日、海南神社(同市三崎)の神楽殿で奉納された。園児から高校生までの15人が愛らしい仮面黙劇を演じた。

 同神社に伝わる「面神楽」の“子ども版”で、市の重要無形民俗文化財に指定されているいなりっこ。約1時間半にわたり、境内にある福徳稲荷神社に向かって「国固め」「湯立て」「天狗てんこの舞」「恵比寿の舞」の4演目を奉納した。

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