米海兵隊の単独訓練中止訴え 奈義で集会

米軍単独訓練の中止などを訴えて開かれた集会

 陸上自衛隊日本原演習場(津山市、岡山県奈義町)で米海兵隊が3月13~21日に実施する単独訓練の中止などを訴える集会(実行委主催)が11日、同町宮内の農地で開かれた。

 実行委を代表して日本原共闘会議の宮田好夫議長(社民党県連代表)のあいさつが代読され「単独訓練が常態化し住民の生活が脅かされる」と訴えた。平和憲法を生かして戦争をしない国づくりを目指す集会決議を採択した。

 建国記念の日に行う「2.11反核・軍縮・日本原基地撤去を求める県民集会」として新型コロナウイルスにより3年ぶりに開催。県内の労働組合を中心に20団体約200人が参加。日本原演習場での単独訓練は2018年以降、5回目となる。

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