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2023年2月11日に公開された動画ではゲストにNHK党党首の立花孝志氏をお招きし、参政党との関係やNHK党のお金事情について語っていただきました。
NHK党が政策実現のために目指す「進化」とは？
【このトピックのポイント】
・NHK党の支持者が参政党に流れている理由について立花氏は「応援しがいのなさ」に言及
・NHK党の今後については「政権入りしたい」支持者が離れる可能性については「熱い支持者が残ればOK」
・NHK党が選挙で儲かる理由は「お金をかけない選挙運動」寄付を必要としない政党運営こそ「健全」と語る
立花氏のプロフィールは以下の通りです。
初当選を果たした船橋市市議会議員選挙では貯金50万円のなか、白黒コピーのチラシを配るなど、今の立花氏からは想像できないような経験もたくさんされてきたとのことです。
今回は以下の質問からいくつかピックアップして立花氏に回答していただきました。
ぶっちゃけ参政党に支持者を奪われてる？
各地で衝突しているNHK党と参政党。フリージャーナリストの畠山氏もその件数の多さに先日の放送で「情報が追い付かない」とコメントしています。
【関連】れいわ・NHK党・参政党の党勢拡大なるか？春の統一地方選挙展望！選挙ドットコムちゃんねるまとめ
神谷氏の発言について、立花氏は民事と刑事で訴えるとしつつ「本当は2人でぶっちゃけ話したい」とコメントしました。
「参政党に支持者を奪われているか」という質問に対しては「奪われていると思う」と率直に回答。
奪われている理由について立花氏は両党の活動の違いに言及しました。支持者に寄付もビラ配りも求めないNHK党に対し、参政党は揃いのジャンパーを着てビラを配るなど支持者の活動も活発です。
「応援しがいのなさ」が支持者が参政党に移る理由では、と立花氏は分析しました。
支持者の中でNHK党を支持する理由や、支持する層そのものが変化していることについて問われると、立花氏はそれを「進化」と表現。NHK党自体が「新しい政治家を育て新しいシステムを作る方向に舵を切っている」と続けました。
立花氏は進化の方向性について「自民党の中に入れてもらいたい。政権に入りたい」と言及。その理由として政策・公約が実現できるようになることや、政権の中でしか得られない情報を得られることを挙げました。
与党に近づくことで支持者が離れる可能性については「熱い支持者が来てくれればいい」とのこと。
春の統一地方選挙に向けては「政治家女子48党」を立ち上げ、女性だけの政治団体でこれまでとは違う政治のスタイルをアピールしていきたい、とコメントしました。
国政政党になってどれだけ儲けたの？
NHK党が選挙で儲かるのは「選挙運動にお金をかけないから」と立花氏は語ります。
主な活動はYouTubeで行い、選挙期間中は有名YouTuberのチャンネルに出演し再生数を伸ばすことで選挙事務所もチラシもなく選挙運動ができるとのこと。
現在NHK党には11億ほどの借金がありますが、毎年3億3000万円の政党助成金が入ってくるため、立花氏は返せる借金として気にしていない様子です。
政党を事業のように経営する立花氏は、企業や個人からお金をもらわずに国政政党として活動できるこの状況こそが政党として「健全」と語ります。
立花氏「我々が政権を取ったときにはどこの企業にも忖度しなくていいということが起こる。これは時間をかけてやるしかないし、今慌てて大きくなろうとは考えていない」
やってみて大失敗した戦略は？
大失敗した戦略について聞かれた立花氏は「議席を減らします党」を挙げました。
これは、補欠選挙のルールを利用して当選後3カ月で辞任することで実質的に議席を減らすことができるという取り組みです。失敗の原因は有権者に仕組みが理解されなかったことと、候補者のモチベーションが上がらなかったこと。
立花氏「ものすごく合理的だったけど、やってみて大失敗でしたね」
動画本編はこちら！
NHK党と参政党は仲が悪い？NHK党が選挙で稼ぐ仕組みとは？
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