
北海道の冬の風物詩「さっぽろ雪まつり」が11日、閉幕し、実行委員会は8日間の来場者数が175万人だったと明らかにした。感染対策のため、札幌市東区のスポーツ施設「つどーむ」会場での実施を見送ったこともあり、前回2020年と比べると27万1千人少なかった。新型コロナウイルス禍前の19年比では98万7千人減だった。
新型コロナの影響で21年と22年は中止となり、3年ぶりの会場開催だった。実行委は飲食ブースを設けず、通路を一方通行にして混雑を防止するなどの対策を取った。
メイン会場の大通公園(札幌市中央区)などに、大小約160基の雪像や氷像が並んだ。