ハドウィンが前年覇者シェフラーと首位で並ぶ 松山英樹はカットライン上で通過

松山英樹は世界ランク1位マキロイと同組の予選ラウンドを終えた(撮影/田辺安啓(JJ))

◇米国男子◇WMフェニックスオープン 3日目(11日)◇TPCスコッツデール(アリゾナ州)◇7261yd(パー71)

日没サスペンデッドとなった第2ラウンドの残りが行われ、8ホールを残していたアダム・ハドウィン(カナダ)が前日に「64」でプレーを終えていた世界ランキング2位スコッティ・シェフラーと並ぶ通算10アンダーで決勝ラウンドを迎える。

13番(パー5)から2連続バーディを奪うなど、2日がかりで「66」をマーク。2017年「バルスパー選手権」以来の2勝目を狙うハドウィンに対し、シェフラーは史上7人目の大会連覇がかかる。

世界ランク3位のジョン・ラーム(スペイン)、ザンダー・シャウフェレ、ジョーダン・スピースが8アンダー3位の好位置。

第1ラウンド首位のジェイソン・デイ(オーストラリア)は6アンダー8位。2019年大会の優勝を最後にタイトルから遠ざかるリッキー・ファウラーが5アンダー9位にいる。

ジャスティン・トーマスが3アンダー21位、世界ランク1位のロリー・マキロイ(北アイルランド)は2アンダー28位で大会を折り返した。

大会2勝の松山英樹は未消化だった5ホールでスコアをひとつ落とし、第2ラウンドを4バーディ、1ボギーの「68」で回って通算イーブンパー54位とカットライン上で予選を通過した。

再開ホールの14番でバンカーに入れたセカンドが目玉となり、このラウンド初のボギーで後退。15番(パー5)はレイアップから3打目をチャンスにつけきれず、1Wでグリーン左手前まで運んだ17番も奥に切られたピンへのアプローチがショート。上がり4ホールはパーが並んだ。

パトリック・カントレーが1オーバー67位、コリン・モリカワが3オーバー88位となり、世界ランク10位以内の2人が予選落ちを喫した。

引き続き第3ラウンドが行われる。

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