大人気「芋パーク」にぎわう!きょうまでグルメ店集結 “おいものまち”聖地の川越で JTBなど初企画

サツマイモを使ったグルメを買い求める来場者(右)=11日、川越市連雀町の蓮馨寺

 サツマイモの食を楽しめる「コエド芋パーク」が11日、埼玉県川越市連雀町の蓮馨寺で開幕した。古くから名産地として知られる川越に、市内をはじめ県内外のサツマイモグルメを紹介する24団体が参加。自慢の味を提供し、会場は多くの来場者でにぎわった。

 地元事業者や大手旅行代理店のJTB川越支店などで構成する実行委員会が、初めて企画した。サツマイモの6次産業化に取り組む「川越開運堂」営業部長で、実行委員長の森貴史さん(49)は「世界に『おいものまち』をPRできるイベントに育てたい」と夢を語る。宿泊業などを営む「TKM」社長で、同じく実行委員長の木所裕幸さん(49)も「川越は日帰り観光が多いが、宿泊して巡ってもらう切っ掛けになれば」と願う。

 坂戸市の会社員女性(27)は、「大好きなサツマイモを使ったおいしい物がいろいろ食べられた」と喜ぶ。最終日の12日は、午前10時から午後4時まで開催される。

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