作家6人 趣向凝らした親王飾り イオンモール岡山でひなまつり展 

趣向を凝らした親王飾りが並ぶ「ひなまつり展」

 桃の節句を前に岡山県内のさまざまな分野の作家が趣向を凝らした親王飾りを集めた「ひなまつり展」が、岡山市北区下石井のイオンモール岡山2階の特産品店「ハレマチ特区365」で開かれている。28日まで。

 ガラス、張り子、備前焼の作家計6人が出品した。丸みを帯びた透明のガラス製はデザインの気泡を入れたり、色ガラスで着物風の柄を施したり。髪飾りに金箔(きんぱく)を混ぜてアクセントにした作品もあり「大人の女性が季節を感じるためのインテリアとして自分用に買い求めるケースが多い」(同店)という。

 備前焼製は桃の形をした、その名も「もも雛(びな)」。両手ですっぽりと包み込める大きさで男びなと女びなが仲良く寄り添っているさまが愛らしい。柔らかな色合いの張り子は品のある表情が目を引き、手仕事の温かみが感じられる。

 他に組み木のおひなさまもある。午前10時~午後9時。問い合わせは同店(086―206―7204)。

 出品作家は次の皆さん。(敬称略)

 白神典大、高倉縁、平井睦美、水口智貴、真鍋芳生、山村富貴子

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