元・横綱白鵬の宮城野親方:『涙の断髪式』の直前に2人きりのデートで妻の夢を叶える

先日、断髪式を終えた元・横綱白鵬の宮城野親方と妻・紗代子さんが12日放送の『行列のできる相談所』に出演。親方は、支え続けてくれた妻の“どうしてもやりたかった夢”を2人だけのデートで叶えた。

断髪式の直前に紗代子さんと“最後のちょんまげ姿デート”に出かけた宮城野親方。約18年ぶりに2人で向かったゲームセンターでは、紗代子さんが“ゲームセンターで一番やりたかった”という写真シール機でのラブラブ撮影に挑戦。

付き合ったばかりの18年前に撮った写真シールを今も冷蔵庫に貼ってあるという紗代子さん。2人は、最新の写真シールの出来栄えに、「昔より良くなった」「こんなに目大きくないもん」と現役時代にはできなかったデートと写真シール撮影を楽しんだ。

その後、神奈川県小田原市の江之浦測候所に向かった2人。そこには床一面がガラスで作られた舞台があり、目の前には相模湾が広がっていた。紗代子さんは「ここで土俵入りしてほしかった」と、“髷(まげ)があるうちに目の前で土俵入りを見ること”が紗代子さんの夢だったと告白。宮城野親方はリクエストに応え、見事な不知火型の土俵入りを披露し、最後は「気持ちいいね!」とコメント。終始笑顔で見守っていた紗代子さんは「私の夢が一つ叶いました」と満足げな表情だった。

江之浦測候所で土俵入りした宮城野親方

さらにスタジオでは、宮城野親方から紗代子さんへ人生で初めて書いたという“感謝の手紙”も披露。「ママ、そして今は女将さんへ」と題し「付き合ってる当時、20歳の時に私がケガをして入院した時にママはモンゴル語を勉強して、毎日励ましの手紙をくれましたね。その瞬間に私はママのこと、今後、私がもし、ドン底になった時でも、ずっと支えてくれる人だと思い、絶対に大関になって恩返しをして、この人と結婚したいと心に決めました」と付き合っていた当時の妻への気持ちを語った。

さらに、「これからはたくさんの子どもたち(相撲部屋)のお母さんになりますね。2人で手と手を取り合って弟子たちの夢を支えていきましょう。よろしくね。最後に、ママは“エレベーターを待っている時に四股を踏むのはやめてください”って言ったけど、ママも家にお客さんが来た時に誰にでもお相撲さんと同じ大盛りどんぶりメシを出すのはヤメてね」と笑いで締めた。

親方からの感謝の手紙に、紗代子さんが「感動しました」と涙を流すと、スタジオは温かい拍手に包まれた。

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