2006年のデビュー以降ハービー・ハンコックやジェイソン・モラン、テレンス・ブランチャード、マリア・シュナイダーなどと共演、常にシーンの先端で活躍を続けるサックス奏者ウォルター・スミス3世が、ブルーノートと契約しニュー・アルバム『return to casual』を4月7日にリリースすることが決定。あわせて、先行シングル第1弾「Contra」の配信がスタートしている。
<YouTube:Walter Smith III - Contra>
現在名門ヴィレッジ・ヴァンガードにて初となるリーダー公演を行っているスミス。本作は、2014年に自主制作でリリースした『still casual』の続編とも言える作品で、ピアニストのテイラー・アイグスティ、ギタリストのマシュー・スティーヴンス、ベーシストのハリシュ・ラガヴァン、ドラマーのケンドリック・スコットが参加。さらにゲストとしてトランペッターのアンブローズ・アキンムシーレとピアニストのジェイムズ・フランシーズも加わり、本作へ熟練の深みを加えている。
アルバムには9つのオリジナル作品とケイト・ブッシュのカヴァー1曲を収録。すべての楽曲は数週間のうちに作曲されたという。過去数年間、彼はスティーヴンスとの共同プロジェクト「イン・コモン」で作曲に対する様々なコンセプトのアプローチを模索し、洗練させてきたが、その成果を存分に堪能出来る1枚となりそうだ。
■リリース情報
ウォルター・スミス3世 AL『Return to Casual』
2023年4月7日リリース
stream & download→https://waltersmithiii.lnk.to/returntocasual