13日（月）午後も、太平洋側は東日本を中心に冷たい雨が降る見込み。暖かかったきのうに比べて大幅に気温の下がる地域が多く、東京都心は午後も気温がひと桁の状態が続きそうだ。今週は寒気の影響で、16日（木）ごろまでは真冬を思わせる寒さが続くため、服装や体調管理に注意が必要となる。

冬の天気分布に

　西日本は13日（月）昼過ぎから雨の止む所が多いが、東日本や東北南部は今夜初めごろまで雨が降りやすい見込み。その後は寒気の影響で、雨や雪の範囲は日本海側が中心となり、あす14日（火）は北日本や北陸で雪や風の強まる所がある見通し。太平洋側は晴れる所が多いものの、日中はそれほど気温が上がらず、日陰では風が冷たく感じられそうだ。

　15日（水）も日本海側で雪、太平洋側は晴れの天気分布が続き、全国的に寒さの底となりそうだ。名古屋、大阪といった大都市圏でも、日中の気温が8℃前後までしか上がらず、乾燥した寒さが続きそうだ。16日（木）にかけて冬型の気圧配置はゆるむが、風が弱まる夜間～朝は、内陸を中心に冷え込みが強まる見通し。

週末　寒さゆるむ

　17日（金）は東・西日本で晴れる所が多く、多くの地域で寒さの底から脱する見込み。札幌はようやく日中の気温がプラスまで上がりそうだ。18日（土）は北日本で天気が変わりやすいが、関東や東海は晴れて、東京は気温が15℃前後まで上がる見通し。19日（日）は西から天気が下り坂に向かうが、全国的に極端な寒さはなさそうだ。

（気象予報士・高橋和也）