県立宮古病院、地域包括ケア病床の運用開始 25床 在宅や介護施設への復帰支援 沖縄

 【宮古島】県立宮古病院(岸本信三院長)は1日から、地域包括ケア病床の運用を開始したと発表した。在宅や介護施設への復帰を支援する。病床数は25床。

  地域包括ケア病床は急性期治療を終えた患者を対象に、在宅や介護施設で安心して生活できるようにするための退院支援や、リハビリを中心に取り組む「在宅復帰を支援するための病床」だ。(1)病状は安定したが、もう少し経過観察が必要(2)在宅療養のための訓練や準備が必要(3)在宅療養中に一時悪化した-の3点に含まれる患者が対象になる。

 

 同病院は「これからも地域の皆さんによりよい医療を提供できるよう努めていく」とした。 (佐野真慈)

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