“住みたい街”ランキング発表!本厚木、勝どきが不動のトップ そのワケは?

大手不動産・住宅情報サービスが発表した“住みたい街ランキング”。昨年のユーザーからの問い合わせ件数を集計し、本気で住みたい街の駅名をランキングで表した結果、首都圏版の“借りて住みたい”部門では、1位が神奈川県の本厚木。2位は埼玉県の大宮。3位が東京都の八王子となった。3年連続のトップとなった本厚木。その要因は、コロナ禍でテレワークが定着したことや、消費者物価も上昇し“都心から郊外へ”の動きが定着してきたことにあるという。2位以下も郊外エリアが占めており、都心への好アクセスや手ごろな家賃相場のエリアに人気が集まっている。

2023年 LIFULL HOME’S みんなが探した!住みたい街ランキングより

ランキングの発表会にゲスト出演した評論家の山田五郎は「借りるのもこんなに堅実なんだ!という驚きがありました」とリアクションすると、続けて「コスパの良い街が多い印象です。買うのは無理でも借りるときにはもう少し浮ついた街に行ってもいいのに(笑) 値段を度外視した青山だとか二子玉だとかはベスト100にも入ってないですね」と、都心を代表する高級住宅街が軒並みランク外だったことに驚きを隠せない様子。

2023年 LIFULL HOME’S みんなが探した!住みたい街ランキングより

ランキングでは、“買って住みたい”部門も発表(https://www.homes.co.jp/cp/s_ranking_pickup/shutoken_buy/)され、1位が東京・臨海エリアの勝どき、2位が神奈川県の横浜、3位も神奈川県で平塚という結果だった。勝どきは4年連続のトップ。その根強い人気のワケは、東京五輪のレガシーとしても人気が高く、都心にありながら広いことなどが挙げられるという。“借りて住みたい”ランキングとは違い、田町や半蔵門など都心の街が比較的上位にランクイン。この結果に山田は「上位4位は納得ですが、5位の田町は買えますか?(笑) 11位、半蔵門、(高額すぎて)買えないでしょ!」と、意外だった結果に驚いていた。

街づくりの分野にも知識が長けている山田。街を選ぶ人へのアドバイスを求められ、「名より実をとるのがいいと思います。住宅の周りが最寄り駅のイメージとは違うこともあるし、同住所でも違う雰囲気のところもあります。一回借りて住んでみるというのも、“試し住み”ね。そういうのも絶対に必要だと思いますね」と語った。

『2023年LIFULL HOME’S みんなが探した!住みたい街ランキング』は特設サイトで公開中。
https://www.homes.co.jp/cont/s_ranking/

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