春闘が本格化する中、静岡県内の労働組合でつくる連合静岡は2月13日午前、企業の経営者団体に対し、例年にない3%程度のベースアップを求めました。
連合静岡の中西清文会長らは2月13日、経営者側の団体を訪れ、春闘の要請を行いました。連合側は、物価高が続く中、生活への影響が非常に大きいことを念頭に、ここ10年ほどは、2%程度の要求だったのに対し、2023年は3%程度のベースアップを求めました。
<連合静岡 中西清文会長>
「今年の春闘はひと言で言えば賃上げ。昨今のインフレの状況を考え、例年にない賃上げを実施していけなければいけないと思っている」
これに対し、経営者側は「問題意識はかなり似通ったところがある」として、賃上げの必要性に言及しました。