被爆建物が残る歴史ある工場で箔押し扇子作り体験(広島市)

工場の天井から下がるきらびやかなもの。実は金箔です。

日本伝統の箔文化を継承する「歴清社」(広島市西区)で体験できる、扇子に箔押し体験ワークショップを広島ホームテレビの八幡アナがご紹介します。

創業100年を超える歴清社の工場には、被爆した煙突が今なお保存され、広島と歴清社の歴史を物語ります。

歴清社は金の輝きに劣らない真鍮製の箔を使用した金紙を日本で初めて製品化した会社です。

歴清社で作られる美しい金・銀箔の壁紙は、現在国内外のホテルや飲食店で人気となっています。

八幡アナ「被爆建物が残る歴史あるこちらの工場では、自分で金箔を扇子に貼ることができるんです」。

八幡アナも、クリエイティブアドバイザーの金築さんの指導のもとでさっそく体験!

まずは自分の好きなデザインを考えてそのとおりに糊をのせ、乾かしたら上に箔を貼っていきます。

そして完成した八幡アナの扇子がこちら。

テーマは「春の瀬戸内海」です。

八幡アナ「美しい箔の絶妙な色の違いを体感できて楽しかったです!」。

歴清社 藤井育代さん

歴清社 藤井育代さんは、「箔で心が豊かになる生活を送ってもらいたいという思いを込めていただけたら」と、金箔の魅力を知って非日常を味わってもらいたいと言います。

歴清社のクリエイターから学べる「金箔扇子作り」の体験ワークショップでは、歴史の残るレトロな工場内を見学しながら自分だけのオリジナル扇子を作ることができます。

所要時間は約1.5~2時間程度。参加費は1人8,800円~。

事前予約制ですので、まずはお問い合わせください。

定員は5名程度ですが応相談ですので、ご予約時にお伝えください。

歴史に思いをはせながら、輝く特別な扇子を作ってみては?

歴清社 金箔扇子作り
所在地:広島市西区三篠町3丁目20-4
TEL:082-237-3530
参加費:8,800円~ ※要予約
ワークショップ詳細:https://rekiseisha.com/workshop/

広島ホームテレビ『5up!』(2023年2月10日放送)
「ググッと瀬戸内」

ひろしまリード編集部
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