「舞いあがれ!」福原遥がクランクアップ。「出演者やスタッフの皆さんと出会えたことは一生の宝もの」

NHK総合ほかで放送中の連続テレビ小説「舞いあがれ!」(月~土曜午前8:00ほか)の約11カ月に及ぶ撮影が、2月10日に終了。無事にヒロイン・岩倉舞役を演じきった福原遥からコメントが届いた。

連続テレビ小説107作目となる「舞いあがれ!」の舞台は、1990年代から現在。舞がものづくりの町・大阪の東大阪と自然豊かな長崎・五島列島でさまざまな人との絆を育みながら、空を飛ぶ夢に向かっていく挫折と再生の物語だ。

福原は「皆さんがすごく支えてくださったおかげで、クランクアップできたことに感謝しています。私自身、中学生の時に朝ドラを見てすごく励まされていたので、いつか自分もこの朝ドラという場所で、たくさんの人に元気や勇気を届けられる存在になれたらいいなと思いながら仕事をしてきました。ばんばが言っていた『どがん向かい風にも負けんとたくましく生きるとぞ』のように、どんなにつらくても前を向いて進んでいったらその先に明るい未来が待っている、夢を持ったら、諦めなければいつかその夢はいろんな方向であってもかなうというメッセージが、たくさんの方に届いたらいいなと思って演じてきました」と思いを語る。

そして、「『舞いあがれ!』で出演者やスタッフの皆さんと出会えたことは一生の宝ものです。ここで学んだことや出会いを大切にして、これからもそれを胸に生きていきたいと思います」と今後の飛躍を誓っている。

番組を手掛ける制作統括・熊野律時氏は「キャスト・スタッフのみんなと長きにわたってここまで撮影を続けてきました。『舞いあがれ!』は、ヒロイン・舞がたくさんの人と手を携えて多くの困難を乗り越え、空へと舞い上がっていく物語です。ドラマの制作現場もまさに同じです。舞=福原遥さんを中心に、みんなで力を合わせて素晴らしいドラマにしようと日々さまざまな挑戦を続けてきました。撮影は終了しましたが、このドラマに関わった全員の思いを、このドラマをご覧いただいている皆さまに、最終回の放送までしっかりと届けられるよう、引き続き頑張りますので、舞の人生を温かく見守ってください。よろしくお願いいたします」とメッセージを寄せている。

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