プロ入り3ヶ月後のこと、この先のプロ生活を諦めながら腹をくくった思い出…
高校を卒業してプロ野球の世界に入った川﨑宗則さん。
キャンプ開始から3ヶ月たったころには両親に諦めの電話をしたこともあったとのこと。
「プロ野球選手たちは皆がとんでもない人たちの集まりだった。鹿児島の田舎から思っていた世界とはレベルが違った。」と弱音を吐いたというのだ。
しかし、一方でプロのコーチに指導を受けて3ヶ月も経つと、自分の技術力がみるみる向上していく感覚は確実にあったとのこと。
通っていた高校が強豪校といったわけでもなかったことから、しっかりとした技術指導というのは1年目のキャンプが初めてだったぐらい。
それまでは周りの先輩の技術に驚いていたばかりだったが、それからは周りを見ずに自分自身の技術向上だけに注視していこうと腹をくくったのだという。
気付けば両親に諦めの電話をしてから23年間が経ち、ずっとプロ野球の世界に居続けられていることがファンの心を離さない川﨑宗則さんのトークだ。
