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備前焼や木工品など備前エリアの工芸品の展示・販売会「備前岡山 技WAZA」が13日、東京都港区の東京ミッドタウンなど都内4会場で始まった。一部を除き26日まで。
首都圏でのPRにつなげようと岡山県備前県民局が初めて企画した。備前焼の人間国宝(重要無形文化財保持者)伊勢崎淳さんら備前、岡山市などの作家の計約120点を並べた。
東京ミッドタウンでは若手作家らによる備前焼やガラス作品を展示した。鮮やかな緋襷(ひだすき)が入った温かみのある備前焼の皿をはじめ、木材の色や木目を生かした名刺入れ、素朴な風合いが特徴の吹きガラスのコップに買い物客が見入っていた。
同県民局地域づくり推進課は「備前焼のシンプルで素朴な美しさは首都圏でも定評がある。知名度をさらに高めるとともに、地域の名品をより多くの人に知ってもらう機会にしたい」としている。
他にいずれも千代田区の帝国ホテル内2会場、新有楽町ビルで開催。同ビルのみ24日まで。いずれも入場無料。問い合わせは同課(086―233―9890)。