アル・ナスル『完全否定』、クリスチアーノ・ロナウドのサウジアラビアW杯招致案件について…

「彼はアル・ナスルのみ集中」。

ポルトガル代表FWクリスチアーノ・ロナウド(Cristiano Ronaldo)を獲得したサウジアラビア1部アル・ナスル(Al Nassr FC)が1月11日、公式ツイッター(@AlNassrFC_EN)を更新して、これまでイギリスやスペインなどで報じられてきた、年俸にサウジアラビア・ワールドカップ(W杯)の招致活動のPR費が含まれているという報道について、事実と異なると否定した。

クラブは英語で、次のように報告している。

「アル・ナスルFCは、報じられていることと異なり、クリステチアーノ・ロナウドとアル・ナスルの契約に、ワールドカップ招致のコミットメントが含まれていないことをここで明らかにします。彼はアル・ナスルのみ集中し、チームメイトと協力し、クラブの成功に貢献することを第一に考えています」

クリスチアーノ・ロナウドはポルトガル代表として臨んでいたカタール・ワールドカップ(W杯)期間中、マンチェスター・ユナイテッドとの契約を解消してフリートランスファーに。UEFA欧州チャンピオンズリーグ(CL)の出場チームへの移籍を目指したが、W杯後、唯一オファーのあったアル・ナスルへの加入を決めた。

またスペインメディア『マルカ』は、サウジアラビアの公的投資基金が投じられているイングランド・プレミアリーグのニューカッスル・ユナイテッドがCL出場権を得た場合、レンタル移籍できる条項が盛り込まれたと報じている。今回、その件については否定していない。

ロナウドはアル・ナスルと2年半の契約を締結。一部報道では2億ドル(約262億円)の年収を得ると言われている。

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