【移籍情報】クリスチアーノ・ロナウドはレアル・マドリードからギリギリまで「連絡を待っていた」

サウジアラビア行きが決まるまで…。

マンチェスター・ユナイテッドとの契約を解消してフリートランスファーとなったポルトガル代表FWクリスチアーノ・ロナウド(Cristiano Ronaldo)が12月30日、サウジアラビア1部アル・ナスル(Al Nassr FC)に加入することが決定した。ただ、ロナウドはギリギリまで、あるクラブからの連絡を待っていたという。それが古巣であるスペイン1部レアル・マドリードからだったそうだ。

ロナウドはアル・ナスルと2年半の契約を締結。一部報道では、サウジアラビアへのW杯招致活動PR費などを含め年間2億ドル(約262億円)を得るのではないかと言われている。

ただし、CR7の仲介人などスタッフがアル・ナスルとの交渉を約4か月かけて進めていた一方、ロナウド自身はカタール・ワールドカップ(W杯)のあと、レアル・マドリードのトレーニング施設であるシウダー・デポルティーバで許可を得て、自主トレに汗を流した。

そこでスペインメディア『マルカ』によると、クリスチアーノ・ロナウドは、レアル・マドリードからの「連絡をずっと待っていたものの、それはなかった」というのだ。フロレンティーノ・ペレス会長はこれまで、ロナウド復帰について、決して“完全な否定”をしていなかった。それだけにファンを含め、ひょっとすると……という期待を抱いていたが実現はならなかった。

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