キャサリン妃 歴史の先生と25年ぶり再会のハグ「あなたが教えてくれたこと、今、私の子供たちに」

キャサリン妃が、イングランド南西部コーンウォールでかつての歴史の先生と再会し、喜びのハグを交わした。昨年9月のエリザベス女王の崩御に伴い、コーンウォール公爵夫人の称号も受け継いだキャサリン妃が同地方に訪問するのは今回が初めてだった。

セント・アンドリュース大学で美術史の学位を取得したキャサリン妃は、ファルマスのコーンウォール国立海事博物館に立ち寄った際、プレパラトリー・スクール(13歳までの子供たちが学ぶ私立小学校)の教師だったジム・エンブリー氏と再会を果たした。

コーンウォール・ライブ紙によると、再会に感激しエンブリー氏と大きなハグを交わした同妃は、エンブリー氏に「あなたが教えてくれたことを、私は今、私の子どもたちに教えています」と語ったという。

海事史の授業を行ったエンブリー氏は、「彼女の子たちが何を学んでいるのか、考えたくないですね!」とジョーク交じりに語っている。

キャサリン妃は元教師のエンブリー氏ががイベントに参加することを「全く知らなかった」そうで、エンブリー氏もその日に彼女の訪問を知ったという。エンブリー氏はメール・オンラインに次のように語っている。

「25年ぶりにケイトに会ったのですが、信じられないような出会いでした。彼女は少しも変わっておらず、良心的で、思いやりがあり、陽気で、昔と全く変わっていませんでした」「彼女は素晴らしい女性です」「今朝6時まで、彼女が美術館に来ることを知りませんでした。今日は私の休みで、通常私は金曜日しか働いていないのです」「王室の訪問のために待機できるかと聞かれましたが、そうしたかったのは当然です。久しぶりにケイトに会えるということで、とてもワクワクして、休みの日に出勤したんです」

英王室は、海事に関する場所での特別な出会いの歴史があり、故エリザベス2世は1939年、 2021年に崩御したエディンバラ公が若き士官候補生だった頃、デボン州ダートマスの王立海軍大学で初めて会ったことで知られている。

(BANG Media International/よろず~ニュース)

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