新居浜や愛媛県がこれからもっと!輝くために 政治は「ずっと居心地がいい街」をつくる取り組み 西原司氏インタビュー(PR)

社会福祉の世界から若くして政治の世界に飛び込んだ西原司(にしはらつかさ)さん。

福祉と政治、一見異なる世界のように見えますが、ひとりひとりの悩みや思いに寄り添い、多様な人々と暮らしが営まれる「居心地がいい街」を作る点で、西原さんにとっては共通しています。

今回は新居浜市や愛媛県がこれからもっと!輝くために西原さんが提案する3つの柱、「# 助け合うまち」「#地域資源を守るまち」「#これからの世代が活躍できるまち」についてお伺いしました。

「#助け合うまち」他都市からの転入の多い街、新居浜。地域ごとに多面的な表情を持つ愛媛県そのものを身近に感じてほしい

選挙ドットコム編集部(以下、編集部):

西原さんは新居浜市の市議会議員を経て、愛媛県議会議員になりました。なぜ、県議会を目指されたんですか?

西原 司さん(以下、西原さん):

県議会というのは市町村議会や市長と違い、住民から遠い存在だと思います。

でも、行政は愛媛県として動きますし、国や他県からは「愛媛県」として見られます。住民の皆さんに県政を身近に感じていただきたく、県議会議員を目指しました。

編集部:

なるほど。それでは西原さんが議員を務めるうえで意識していることは何ですか?

西原さん:

愛媛県は東予・中予・南予の3つの地域があり、地域によって産業も暮らしも大きく異なります。私が暮らす新居浜市は工業地帯で、企業城下町です。転勤族の方が多い。住民の約3割は市外出身の転入者が占めるのが、新居浜の特徴です。

私は社会福祉が専門で、困っている人に寄り添うことを常に意識しています。ですが、困っていることそのものに直接向かうことにとどまることなく、ひとりひとりが日々どんなことを思っておられるのかということから知る必要があると思っています。

つながり続けることを大切にしたいんですね。

編集部: 

それで「#助け合うまち」を掲げ、市民相談を続けていらっしゃるんですね。

どんなことが相談に寄せられていますか?

西原さん:

親の介護や子育て支援の内容がわからないということや、学校教育に関することが多いです。新居浜は街としては比較的暮らしやすいです。しかしながら、個人が抱えている悩みや課題は案外あるものだということを、毎日感じています。

新居浜は、他の地域の方からは比較的、大きな街だから、福祉政策もしっかりとしていて、子育てに困っている環境はあまりないだろうとよそからは言われますが、この街ならではの困りごとはあります。そういったことのひとつひとつに寄り添って行きたいと考えています。

編集部:

子育て政策についてはどのようにお考えでしょうか。

西原さん:

子育てはもちろん大切、だけど当事者だけを見ていては問題は解決しないと感じます。

もちろん、短期的には子どもに対する政策が必要なんだろうなと思いますが、それよりも、お子さんとお母さんがいるから新居浜や愛媛県が居心地がいい、いろんな価値観をもった県民の皆さんにとって居心地がいい街にしていきたいなと思うんです。

どの年代の方にも悩みがあります。日々の暮らしの中で寄り添い続けたい、そう思っています。

「#地域資源を守るまち」地域ごとに異なる表情を持つ愛媛の海を守ることで、みんなが居心地よくいられる

編集部:

西原さんは、これまでも、エビデンスを積み重ねて政策を訴えてこられました。

海洋プラスチックごみの問題や、現在取り組んでおられる夜間中学設置の政策も、市民の方から寄せられた相談から生まれた政策なのでしょうか。

西原さん:

実は新居浜には、海洋ごみの漂着はあまり多くないんです。

今動いている夜間中学の設置も、新居浜には直接関係がないんです。

編集部:

では、どうして取り組まれていらっしゃるのですか?

西原さん:

そうですね…一言で言えば、「皆さんがずっと居心地がいい」ために必要な取り組みだからでしょうか。

愛媛県の海岸線は約1,700kmに及びます。それだけ、愛媛県の皆さんにとって海というものは身近なものだし、新居浜の皆さんも環境に対する意識はとても高い。

愛媛県の皆さんにとって、愛媛の海を守るのは大事なことだという共通認識がありますし、海を守ることで、愛媛県が、皆さんの暮らす街が、ずっと居心地よくいられます。この、「ずっと居心地がいい」ために何ができるか考え働きかけるのが、県議会議員としての私の視点なんです。

例えば、東予の発信力と南予のすばらしい資源が連携を強めたらもっとすばらしいし、もっと愛媛県が輝くと思うんです。県民の皆さんが海という地域資源でつながって、それぞれが持つ地域資源でもっと輝けると、居心地よくいられるのではないでしょうか。

「#これからの世代が活躍できるまち」若者に地域を知ってもらい、思いを政策に生かしたい

編集部:

西原さんは28歳で新居浜市議会議員に初当選されました。若い方と政治の関わりについて、どのようにお考えですか?

西原さん:

政治だけでなく、暮らしそのもので若い人が主役にならなければいけないと感じています。そのための政治ですし、だからこそ若い人にも地域を知ってもらい、彼らの思いを行政の施策に生かすことが大切だと考えています。

編集部:

インターンの学生さんを受け入れられているそうですね。どんな活動をされていますか?

西原さん:

社会勉強をしたいという学生さんが多いので、議会傍聴や福祉の事業所に一緒に行きます。とにかく一緒に地域を知ってもらいます。動画を撮ってもらうこともあります。

政治家ではなく、公務員を目指す学生さんが多いです。彼らの思いを行政の施策に活かすことが大切だと思っています。

そのために、新居浜を出た若い皆さんが戻ってきて働きたいと思えるように、自然環境はもちろん働く環境も作りたいと思います。また首都圏や大阪圏に出た新居浜出身の皆さんともコミュニケーションを深め、戻ってきたいと思ってもらえる、またこれまで愛媛に縁のなかったかたにも新居浜や愛媛の良さを知っていただきたいと思います。

編集部:

最後に、今後の県政に懸ける想いをお聞かせください。

西原さん:

選挙にはこれまで4回チャレンジをさせていただきました。今の政治に対して、住民の皆さんの信用や信頼がないということを強く感じます。街頭に立っていてもわかるくらいです。

政治に対する不信というか、議員がいなくても皆さん生活できてしまうんですね。私自身でさえ、落選期間、そんなふうに感じたくらいです。

前回の投票率は41%、前々回は44%でした。今回は40%を切るかもしれません。

そのくらい、政治から皆さんの信用が離れてしまっている状態ですから、これまでの実績を主張する前に、まずはこの人に相談できればこの街も大丈夫と住民が安心できる存在になりたいと思いますし、実績より夢をいっしょに語れる仲間を増やしたいと思っています。

ぜひ、お話をお聞かせください。そして、愛媛がずっと居心地がいい街であるように、夢を一緒に作っていきましょう。

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