トルコ・オダックR&Dセンター、テザー式ライティングドローンがトルコ大地震で活躍

本機は、地上の発電機に物理的に接続できる回転翼型ドローン。発電機の高電圧を直流に変換し、ケーブルを通して給電ができる。機体には、低電力LED照明、カメラ、その他の電子システム用のDC/DCコンバータを搭載している。

発電機に接続されているため、一般的なドローンよりもはるかに長い時間、中断することなく滞空できる。この機能により、カメラで高度50mからの夜間撮影ができるほか、上空から広範囲を照らし続けるといった運用が可能。

本機は、捜索救助活動、建設工事、消火活動、消防、交通事故、道路建設工事、応急処置、静止任務で使用できるように設計。クアッドコプタードローンプラットフォーム、オプションの450W/600W高出力LED照明モジュール、170°PTZカメラモジュール、無停電電源用の有線電源システム、および広域監視と高照度を提供するコマンド制御コントローラーで構成されている。

本機を開発したオダックR&Dセンターは、トルコにあるテクノロジー会社であり、スマートシティ(交通、エネルギー、照明)の分野で持続可能な技術を開発しているとのこと。

機体の仕様

PTZカメラモジュール仕様

照明用LEDモジュール仕様

コントローラー仕様

パワーユニット仕様

製品バリエーション

▶︎Odak R&D Center

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