「胃下垂」と聞くと、痩せているスタイルのいい女子というイメージはありませんか?
でも実は…東洋医学だと胃下垂は、“体が疲れているサイン”なんですよ。
そもそも胃下垂とは
そもそも胃下垂とは、胃が正常の位置よりも下がってしまっている状態のこと。
食後に本来の胃の場所であるみぞおち辺りではなく、下腹部がぽっこりするよという方は胃下垂の可能性がありますよ!
西洋医学的に考える胃下垂
西洋医学の視点から胃下垂を見ると、胃が垂れ下がっていることにより胃の筋肉が緩んでしまい
・胃もたれ
・腹痛
・腹部の張り
などのお腹のトラブルが起こりやすくなると考えられています。
胃下垂=痩せているというイメージがあるのは、消化不良によって栄養がうまく吸収できていないから…という説もあるんですよ。
東洋医学で見た胃下垂
東洋医学では体を支える活動エネルギーが少なくなると、胃下垂になりやすいと考えられています。
活動エネルギーは、重力に負けず体の臓器を本来の位置にキープさせることが働きの一つ。
胃下垂の方はこのエネルギー不足の影響で重力に負けて胃が垂れ下がってしまっているのです!
垂れてしまった臓器は他の臓器を圧迫してしまう可能性があります。
そのため、胃下垂はそのままにすると下半身にある臓器にも負担をかけてしまうかも!?
またエネルギー不足は胃下垂だけではなく、まぶたの垂れやフェイスラインのたるみの一因にもなるといわれているので美容面でも放置はしたくない!
胃腸ケアで脱胃下垂!
胃下垂をケアしていくには、胃腸を労ってあげることが大切!
胃腸をケアすることで飲食したものからエネルギーが作られやすくなります。
とても基本的なことですが
・よく噛んで食べる
・冷たい飲食(スムージー、アイスなど)は控えめに
・腹8分目を意識する
がとっても重要。
食材ではお米は日本人の体に合っており、お腹を労って体力もつけてくれると考えられています。
ぜひ和食を意識して、脱胃下垂体質しましょうね!