広島サミットを前に G7各国の大使館 広島・長崎両市長が訪問

G7各国の大使館を広島市と長崎市の市長が訪問し、サミットに出席する首脳の原爆資料館への視察や被爆者との面会を求めました。

広島市の松井市長と長崎市の田上市長はG7広島サミットに参加するアメリカやイギリスなど6カ国とEU=ヨーロッパ連合の大使館を訪れたことを岸田総理に報告しました。

ふたりは原爆資料館の視察や被爆者との面会、長崎市への訪問を求め連名の要請文を手渡したということです。

また、ロシアのウクライナ侵攻開始からまもなく1年が経つことから、世界166の国と地域の都市が加盟する平和首長会議としても第三の被爆地を生み出さないために核兵器の廃絶などをあらためて訴えました。

日本政府は今回のサミットで参加国の首脳による原爆資料館の視察や被爆者との面会を実施する方向で調整しています。

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