新型コロナウイルス感染症を巡り川崎市は14日、2人の死亡と、市内外に住む10歳未満~90歳以上の男女199人の感染が新たに確認されたと発表した。
市によると、死亡した東京都内に住む60代男性は川崎市内の医療機関に他疾患で入院中、今月1日に陽性が判明。同11日に亡くなった。男性は基礎疾患があり、ワクチンを3回接種していたという。
宮前区の70代女性は1月18日に陽性が判明し、自宅療養していた。同28日に息苦しさや高熱があり、市内の医療機関に救急搬送され、2月12日に死亡した。女性は基礎疾患があり、ワクチンは3回接種していたという。
感染者の年代別の内訳は、30代が42人で最多。40代が30人、50代が26人、20代が25人、10歳未満が19人、10代が14人、70代と80代がそれぞれ16人、60代が6人、90歳以上が5人。
多摩区の特別養護老人ホームで新たに15人の感染が判明し、市はクラスター(感染者集団)と認定した。