「つるし飾り」もてなし 15日から ひな祭りイベント 上越妙高駅と共に歩む会

 上越妙高駅と共に歩む会(石平春彦会長)は15日から、同駅とその周辺をつるし飾りで彩る「上越妙高駅かいわいでひな祭り」を行っている。3月12日まで。色とりどりのちりめん細工が飾られ、一足早い春の訪れを感じさせている。

つるし飾りが飾られた店内(エンジョイプラザ1階の寄ってかんかね)

 同会は北陸新幹線開業の年から、同駅のにぎわい創出と地域活性を図ろうと事業を展開。ひな祭り展示は今回で8回目。近年は新型コロナの影響で、駅中、東・西口エリアの3会場に分散して実施している。
 14日に飾り付け作業が行われ、会員約20人が参加。つるし飾りが約45本、のぼり旗60本が各所に設置された。
 つるし飾りの細工は桃、さるっこ、七宝まりなど、厄よけや、子どもの健やかな成長への願いが込められている。天井からつり下げられると、会場は明るく華やいだ雰囲気に包まれた。
 石平会長(68)は「地域の事業所と連携した取り組みが進んでいる。この地域ならではのおもてなしの心を感じてほしい」と願った。
 展示場所はSAKURAプラザ(午前9時~午後6時)、西口のエンジョイプラザ1階「寄ってかんかね」(平日の午前9時~午後8時、土日祝の午前8時~午後8時)、東口のJAえちご上越和田支店(平日の前9時~午後3時)。

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