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2023年2月14日に公開された動画のテーマは……2023年2月ハイブリッド意識調査！最新の政党・内閣支持率は？
ゲストにJX通信社の米重克洋氏をお招きし、最新の政党支持率に関する調査結果について語っていただきました。
首相秘書官のオフレコ発言は支持率にどう影響した？
【このトピックのポイント】
・自民党の政党支持率に回復の兆し。その他の党は大きな変化は見られず。
・内閣支持率は横ばい。首相秘書官の発言などの影響は見られなかったが依然として低い水準で推移
・次期衆院選比例投票先は自民党が増加傾向を見せるも米重氏「大きくは伸ばさないのでは」
政党支持率調査結果
2023年1月（前回）の政党支持率
2023年1月の政党支持率は全体的に大きな動きは見られませんでした。
自民党に少し上昇傾向が見られましたが、2月に入って変化はあったのでしょうか。
前回から今回の調査期間までの間にあったトピックは以下の通りです。
・異次元の少子化対策 予算案審議・丸川珠代議員 愚か者ヤジ蒸し返される
・岸田首相長男 外遊先で公用車を使い土産を購入
・首相秘書官 オフレコ差別発言で更迭
・岸田首相 慢性副鼻くう炎の手術
米重氏が注目するのは「異次元の少子化対策」と「首相秘書官のオフレコ差別発言」。これらは支持率にどのような影響をもたらしたのでしょうか。
また米重氏は首相と同じく慢性副鼻くう炎の手術を経験したことがあるとのことで「お見舞い申し上げたい」とコメントしました。
2023年2月（今回）の政党支持率
千葉氏「自民がやや上がってますか？」
旧統一教会の問題が取り沙汰された参院選以降、自民党の支持率は下がり続ける傾向にありましたが、今月の電話調査では先月に引き続き上昇しています。無党派層の減少と連動していることからも、自民党が支持率を押し戻しつつあると見ることができそうです。
米重氏はこの調査結果に対し「自民党の底堅さと支持率が回復傾向にあるというところが一番の見るべきポイントだったと思う」とコメントしました。
その他の政党の支持率は小さな動きにとどまり、米重氏は他社の世論調査の結果も踏まえ「横ばい」と評価しました。
春の統一地方選挙に向けて無党派層の動きも気になるところ。米重氏は「有権者の関心は高まるが無党派層が大きく減少するほどの効果は見られないだろう」と予測しました。
2023年2月の内閣支持率の推移
岸田内閣を巡っては首相秘書官の発言だけでなく「育児中のリスキリング」など悪い意味で注目を浴びることが続いていましたが、内閣支持率はネット調査電話調査ともに大きな変化はありませんでした。
今回の調査結果について米重氏は「自民党を支持する層や、無党派層でも自民党寄りの傾向を持つ人に対してはあまり影響がなかったんだろうと思います」とコメントしました。
野党が自民党の牙城を崩せないでいるようにも見えますが、内閣支持率は依然として低く不支持が上回っている状況が続いています。米重氏は「岸田政権にとって良い状況ではない」とコメントしました。
今後は通常国会で防衛費に関する増税の問題など、様々な問題が取り上げられることになります。米重氏は「そのなかでどれくらい岸田内閣が消耗せずに済むかが解散のタイミングにも影響してくる」と注目ポイントに言及しました。
次期衆院選比例投票先
次期衆院選の比例投票先については、政党支持率の動きと連動するように電話調査で自民党が3.4ポイント上昇しています。
この数字が選挙結果に直結するものではありませんが、今のところ自民党に勢いがあると言えそうです。米重氏は「野党がガッツリ食らいついているような状況ではない」と分析しました。
一方で今後の自民党の数字については「大きくは伸ばさないのでは」とコメント。自民党が逃げ切るのか野党が食らいつくのか、引き続き注目です。
動画本編はこちら！
自民党支持率が上がったのはなぜ？首相秘書官の差別発言の影響は？
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調査概要
調査は令和5年2月11日（土）と12日（日）に実施。日本国内の18歳以上の方を調査対象とし、有効回答数は電話調査（JX通信社との共同実施）で996件、インターネット調査（Gunosyリサーチを使用）で1,000件を取得。電話調査は無作為に電話番号を発生させるRDD方式をオートコールで実施。ネット調査はスマートフォンアプリ（Gunosy）のダウンロードユーザーを対象にしたアンケートツールにより実施。各数値は小数第2位以下を四捨五入。
